タンサンファブリークの新作「デイヴィ・ジョーンズ・ポーカー」。
カードたった4枚しか使わない、瞬時に勝負がつくお手軽カードゲームです。500円。
プレイ人数は3人。
カードの表面には0〜3までの数字が書かれています。
1枚づつ3人に配り、いっせいにオープンして一番大きい数字のカードを持っていた人の勝ちです。
ではプレイの流れ。
最初に、何でもいいから手持ちの小銭とか飴玉とかを2個用意しましょう。
勝敗のポイント計算用なので、メモ紙に書き記してもOK。
配られたカードは他人に見られない様に自分の札を確認します。
まずは最初のプレイヤーは、自分のカードの数字を確認して、その数字で良いのなら「キープ」。保持したままにします。
もし気に入らない数字だった場合は「パーレイ」、右隣りのプレイヤーと札を強制的に交換します。
交換指名された右隣りのプレイヤーは「パーレイ」を断ることはできません。
そして反時計周りで次のプレイヤーの番。同じように「キープ」か「パーレイ」を選びます。
3人目のプレイヤーが「パーレイ」する場合は、右隣りでなく場に伏せて残っている最後の1枚のカードと交換します。
そして3人準備ができたところでカードをいっせいにオープン、数字の大きい人が勝ちです。
ここでこのゲームのキモ。
もし3人オープンしたカードに「0」と「3」が一緒に場に出ていた場合は「革命ルール」として「数字の一番小さい人が勝ち」となります。逆転しちゃいます。
もし場に残った最後の1枚に「0」か「3」があった場合は通常ルールどおり。数字の大きい人の勝ち。
さあ、そうなると最初に配られたカードが「0」だった場合でも「ひょっとしたら他の誰かは3持ってるかも?!」と考えて「0」でも「パーレイ」するか躊躇しますよね、そこが面白い。
しかも「パーレイ」することで、今隣のプレイヤーが持っているカードを知ることができるので、ある程度の予測がからんできます。
さて、そんなことで負けた(一番小さい、又は一番大きな数字を出してしまった)人は、最初に用意した2個のカウントを1個、勝ったプレイヤーに獲られます。これが2個全部獲られてしまったらゲームから脱落です。
1人脱落して残り2人になったら、またルールが少し変わります。
2人にカードを配って、残り2枚を裏向きで場に伏せ。最初のプレイヤーが「パーレイ」する時は、相手プレイヤーでなく「場にある2枚のカードのうちどちらか1枚」選んで交換。
次のプレイヤーは「パーレイ」する時は、前のプレイヤーが「パーレイ」した札しか交換できません。
前のプレイヤーが「パーレイ」していない場合は、場の2枚どちらかを選んで交換できます。
こうして最後の1人になれば見事勝利。
ともかく先にも述べた通り、持っているカードや交換したカードで数字を予測し合う事になるので読み合いが大切。一番大きい数字か、一番小さい数字を手元に残すか、単純がゆえに決断に躊躇する、賭け事好きな人間のココロをうまくコチョぐってくれるイカしたゲームです。